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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

なぜ、太陽光発電をしないのか?

投稿日:2016年3月28日

住友林業の広告。

鉄骨系と何ら変わらないデザイン。レス・イズ・モア(単純こそ美しい)との考えなのだろうが、いずれレス・イズ・ボア(単純は飽きる)になるであろう。


体感ハウスについて、タイトルの質問をたびたび受ける。2020年には、ゼロエネ住宅が標準化されるというのに。


答えとしては、風致地区だから。

風致地区は、太陽光発電禁止という法律も条令もない。しかし、私の個人的な見解として、架台に載せた太陽光パネルは景観を損なうものである。ドローンのカメラで上空から眺めれば、いかにぶざまで、まぶしいだけの景観かが分かるはずだ。雨漏れも心配になる。ゼロエネで20年暮らせたとしても、その後にとんでもない高掛かりなつけが回ってくるに違いない。


それはともかくとして、国土交通省のホームページにこんな解説がある。

「都市の風致」とは、都市において水や緑などの自然的な要素に富んだ土地における良好な自然的景観であり、風致地区は、良好な自然的景観を形成している区域のうち、土地利用計画上、 都市環境の保全を図るため風致の維持が必要な区域について定めるものである。


私は、風致地区においては、屋根や景観を損なう場所に架台に載せた太陽光パネルを設置してはならないという法律の制定を求める運動を起こしたい。

ゼロエネも大事だが、景観の保護も大事だと思うからだ。


写真のように、屋根を平らにして、架台に載せた太陽光パネルが見えないようにした家が大流行だが、あの箱型デザインそのものが景観を損なう。

コルビジェやミースファンデルローエを持ち出してデザインを正当化しているようだが、屋根の美・風情のない家は、風致地区の主旨にそぐわないのは明らかだと思うのは私ばかりなのだろうか。


明日、「いい家」をつくる会の人たちが60人ほど体感ハウスにやってくる。

みなさんの率直な感想を聞いてみたい。


「レス・イズ・ボアless is bore」(より少ないことは退屈なことである)と、ミースの「less is more」を批判したのは、アメリカの建築家ロバートベンチューリ(1925年生まれ)。

近代建築のデザイン的なつまらなさを的確に批判している。

彼が設計した住宅には、屋根が美しく見えている。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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