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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

すばらしいご縁

投稿日:2015年12月21日

昨日は、今年最後の勉強会が行われた。

「涼温な家」の良さを知っていただきたくて、持ち時間をオーバーしての熱弁となった。

それからすぐに世田谷区宮坂のH邸のお引き渡しに向かった。


Hさんのような方は、創業以来はじめてのお客様だ。

「『いい家』が欲しい。」を読んだだけで、勉強会に参加したわけでなく、事務所・体感ハウスを訪ねて来られたこともなく、長野県塩尻市の会社で契約された。

隣接の工場を案内してもらった時に、ここのシステムは、照明から空調に到るまですべて奥さんと二人で設計したと話された。


「30年前、当時は多忙で考える暇もなかったので、家づくりはすべて妻に任せました。

妻が選んだのは大手ハウスメーカーであるMホームでした。結露がひどい家でしてね、寒いし暑いし湿気る家で、ちょっと時間が取れると、もっと住み心地のいい家を造れないものかといろいろ考えました。

今回東京に建てるに当たって、今度は私が家造りを主導することにしたのです。

私は本を読むことが好きなものですから、次々に買い込んで、気付いてみたら積み上げると優に1メートルを超えるほど研究したのです。

ネットも徹底的にチェックしましてね、

その結果たどり着いたのが松井さんの本でした。


住み心地こそが住宅の根源的な価値だという著者の主張に、私は全面的に賛同しました。そして、換気についてこうしたらうまくいくのではと思い描いていたことを「涼温な家」は実現していたのですよ。私も、工場や事務所の換気や冷暖房を考えて工夫しましたが、換気、特に湿気のコントロールはうまくできなかったのです。

私は本を読んでこれだと決めてからは、マツミさんの事務所にも行っていませんし、勉強会にも参加していません。

担当した設計士さんが心配して、一度勉強会に参加されて、社長・会長と会って人柄を確かめてくださいと言われましたが、私は『涼温な家』を信頼してマツミさんにお願いすることにしました。


ただ、一つ条件がありました。それが「フル2線システム」です。

ここで、傍らの奥さんが「コウちゃんシステムなのよね」と、ご主人にあたたかな微笑を向けた。


「えっ、コウちゃんって、どんな字を書くのですか?」

久保田さんの質問に、奥さんが笑われた。

「主人の名前です。浩一のコウですよ」

笑いがおさまると、Hさんが話された。

「このシステムを事務所と工場で試したかったのですが、引き受けてくれる業者がいなくて、そこで自宅で試そうと考えたのです。

社長さんと設計士さんに相談したところ、やってくれると言われたのですが、私は電気工事の職人さんには嫌がられるだろうと心配でした。


システムを大まかにいうと、メーンは商業ビルが使うような照明のコントロールシステムである。

エアコン・シャッターなどもスマホやパソコンで遠隔操作できる、さらにHさんの工夫がいろいろと盛り込まれている。

ユニークなのは、家中どこにいても最適な照度で本が読めることだ。1階には1万冊を楽に収納できる電動式可動本棚、エレベーターも完備されている。


このシステムの施工を引き受けたのが、電気配線工事を22年間していて、マツミハウジングとは18年間の付き合いとなる福井さんである。

私が現場に訪れたときに、小屋裏で仕事をしていた。

「こんな大量で複雑な配線工事を見たことがないな」と声を掛けると、

「施工図面とお客様が描かれたイメージ図を何度も照らし合わせて理解したつもりでも、実際に手がけ始めると、正直言って戸惑うことが何度もありました。

そんなときは、手を休めては考えました。

でも今では、お客様がこうしたいんだな、ああしたいんだなという思いが素直にわかってきたのですよ。


このようなシステムがあるというのは知ってはいましたが、まさか私が携わることになるとは思いもしませんでした。

ですから、たいへん素晴らしい経験をさせていただいています。私の22年間してきた仕事が試されているようです。こんな仕事はなかなかさせていただけることはありませんから、とてもありがたいです。やりがいがあります」。


そんな、彼との会話をHさんに語った。

Hさんは満面の笑顔で、

「こんな面倒くさいことを叶えていただいて感謝しています

本当にいい人たちとご縁が持てて良かったです」と喜ばれた。

ご夫妻で、お引き渡しの記念写真を撮るときに奥様が、「まるで結婚式みたいね」と嬉しそうにされる姿は乙女のようだった。


今日、福井さんにお客様の感謝の意を伝えると

「最後に、すべてのスイッチに光アドレス設定をし終えたとき、自分がまたひとつ成長させていただけたと実感しました。ありがとうございます」と、謙虚に頭を下げた。

私は、いいご縁に恵まれている自分をつくづく幸せだと思った。


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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