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松井修三の
思ったこと、感じたこと

「冷暖」の時代は終わった!

投稿日:2015年9月2日

パナソニックは、「寒い」や「暑い」という人間の感覚をセンサーで察知し、自動で風量を調整するエアコンを発売すると日経朝刊が伝えていた。

独自開発のセンサーを使い、人の体から放出する熱などから「寒い」などの感覚を察知する。1つの部屋に8人程度いても、気流などを制御し最適な室温にできるという。

見出しには、「肌の感覚察知、風量調整」とある。


こういう囲み記事は、パブリシティーといって、企業が新聞社に持ち込んだものであることは歴然だ。内容が非科学的であり、あいまい過ぎている。日経がこんな提灯記事を書くわけがない。

それにしても、長年、住み心地の向上に努めてきた者にとっては笑止である。

壁掛けエアコンの写真が載っていたが、いくらエアコンが「最適な室温」と判断するとしても、8人全員に快適に感じてもらうことは不可能だ。


例えば、私のように、くるぶしから先は冷たくて、背中は暑い、髪に風を感じるのは絶対に嫌だという人間と、すごい汗かきで、とにかく風にあたらないと我慢ならないという人がいるとしたら、エアコンが勝手に判断する「風量調整」はありがたいものではなかろう。


より上質な感覚である「温かい」「涼しい」を求める人にとっては、「冷暖」は不快に感じられるものだ。

感受性の優れた人は、床・壁・天井・窓からの放射熱の影響に敏感だ。つまり、家の性能に敏感だということである。またそのような人は、「寒い」や「暑い」が解消されただけでは満足できない。何よりも空気が気持ち良いことを求める。

でなければ、健康維持・増進には役立たないと直感的にわかるからだと思う。

拙著「涼温な家」の帯には「冷暖の時代は終わった」とある。

つまり、ルームエアコンの時代は終わりにすべきなのだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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