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松井修三の
思ったこと、感じたこと

排ガス不正操作の衝撃

投稿日:2015年9月25日

バルセロナの街中にある建築家協会は、ピカソの壁画で有名だ。

そこで建築士であるダニエルさんと、バルセロナに35年前から住んでいるという日本人の通訳・東海林さんを交えて懇談した。

地中海気候のため温暖で常に湿気を含んだ風が吹いている。街中は車に溢れ、大気汚染は見るからにひどそうだった。

ダニエルさんは、大気汚染(特にトラックの排ガス)が子供たちの脳の発達を損なうというグランジャン博士の調査研究について知らなかったが、年齢を問わず市民にとっての脅威であるとともに、サグラダファミリアにとっても危惧されることはたくさんあると眉をひそめた。

プレキャストコンクリートで組み立てられる住居の模型の前で、サグラダファミリアも今はこの方式が主になっている、大気汚染を考えると、これまでのようにそうそうのんびりと手造りしているわけにはいかなくなったとのこと。これからは、大幅に工期が短縮される見通しだそうだ。

そのせいか、20年前に見たときよりも味気なく見えた。職人が姿を消して、組み立てのスピードが速まると、現場は一挙に無機質化してしまうようだ。


ガウディーは、天才的な建築家であるのは確かだが、こうまで大気汚染がひどくなるとは予想していなかったに違いない。

大聖堂は、四方を道路に囲まれているだけに、いまも、これからも車の排ガスに曝されながら完成を目指して行かざるを得ない。

それにしてもこの凄まじいばかりの車の洪水はなんとかならないものだろうか。


この心配は、次に訪れたマドリッド、ロンドンでも強まるばかりだった。

そこに、フォルクスワーゲンの排ガス不正操作を知っただけに、衝撃は大きかった。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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