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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

北側の窓が開く家

投稿日:2015年3月16日

昨日の「ベランダは不要か?」が波紋を起こしている。

プラン中のお客様が読まれて、ベランダをなくしたデザインも提案して欲しいと依頼があったという。

ii-ie.comを開いたところ、大阪の「大成」さんが投稿した「お客様の住み心地感想」にも取り上げられていた。

「涼温な家」の換気装置は、第一種全熱交換型換気である。

先ほどの東京体感ハウスのデータを見ると、小屋裏に設置されている装置に入る前は温度12.9度・湿度83%(外気)の空気は、全熱交換された直後に温度平均24.8度・湿度36%となり室温とほぼ同じだから、交換効率は100%に近い。

今日は午前10時にエアコンを停止して無暖房状態のままである。

訳知り顔の人は、そんなバカなことがあるはずがないとしかめっ面をして反論したがると思うが、事実は事実である。

脱水した洗濯物は、干し方と場所が適当であればだいたい6時間後には乾いている。室内干しの効果に関しては、セキスイハウスが研究論文を発表しているが、なぜか同社の家は、北の窓が開いたままになる家がやたら目につく。


北側の窓が開くと言えば、1ヶ月ほど前に引越が終わった一条工務店、それより10日ほど遅れて引っ越しをした三井ホームの家がそうなのだ。

一条工務店の家は、Q値0.76という超高性能(マツミの家は2.0前後が標準)を誇りながら床暖房が標準仕様になる住宅だが、毎晩のように北側の窓が開いている。

「なんで窓を開けるのだろうか?」

日頃感じている疑問を、5日ほど前の北風が吹く夜に、偶然にも出て来られた住人の方に尋ねてみた。

答えは「換気のためです」であった。

「24時間の機械換気が働いているんですよね」

「ええ」

人のよさそうなご主人の笑顔に、厚かましいと思ったが質問を重ねてみた。

「暑すぎるのでしょうか?」

「いや、空気を入れ替えたくて・・・」

そこで言葉が曇った。私はただちにお礼を言って立ち去った。


その家は散歩コースにあるので、ほとんど毎晩見ている。住み心地の良し悪しは、窓で一目瞭然である。アルミの単体ガラスの家は論外だか、高断熱・高気密に造られているにも拘らず開く場合には、間違いなく換気がダメなのだ。空気が気持ち良くないとなれば、住み心地は最悪となる。寒くなるのを我慢してでも窓を開けるのだから高断熱・高気密に造る意味がない。

Q値では、住み心地は判断できないのだ。

とにかく、換気がダメでは室内干しはうまくいかない。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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