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松井修三の
思ったこと、感じたこと

「涼温換気へのリフォームはどうですか?」

投稿日:2014年8月15日

ii-ie.comの「談話室」に「涼温換気へのリフォームはどうですか?」というトピックが立ち上げられている。


ソーラーサーキット(外断熱・二重通気工法)=SCの家をリフォームする場合、第三種換気を用いられていたとすると、劇的に住み心地が向上するのは間違いない。しかし、SCを良いとする造り手にとっては、それを認めるわけにはいかないはずだ。

そこで、センターダクトが攻撃の対象になる。

「あんな場所を取る太いダクト・・・」と。


「涼温換気」というのは、住み心地に関わる不快な要因のうち、最も大きいとされる冷暖房を換気と調和させつつ涼温房に変質させる提案だ。1台のエアコンで「家中快適」を実現するにはどうしたらよいのか、まず第三種換気を第一種全熱交換型換気に替えることが絶対条件となる。その上で取り組むべきことを「涼温な家」に書いた(81ページ)。


<建築研究所・理事長の坂本雄三さんは、2014年1月30日の「新建ハウジング」紙上に、「工務店など住宅のつくり手は総じて設備の性能や商品知識に乏しい印象がある。もっと設備に対して知見を深め、暖冷房設備も建物仕様の一部としてコーディネートする商品とすれば、工務店のビジネスの領域がさらに広がるのではないか」と提言されています。


まことに同感です。一時代前の「全館空調」は贅沢な設備として扱われていたのですが、上質な住み心地の実現に役立てるには、構造の一部として建物とコーディネートしない限りは不可能です。

この章の初めで、住み心地は、「構造」・「断熱と気密」・「換気」と「冷暖房」の四つの要素をどのように扱うか、またその組み合わせ方によって大きく変わるとお話ししましたが、これからは「換気」と「冷暖房」を一対のものとし、あらかじめ建物に組み込むことが大事です。それにはまず換気の方法の見直しが必要になります。見直しのポイントは、後にお話しする「換気の経路」(給気口から排気口への空気の流れ)です。>


この提案は、新築のときには受け入れられやすいが、リフォームとなると夫婦間で意見が対立する場合がある。システムを組み込むのには、最低でも押入れ1個分ぐらいのスペースが必要になるので、構造の一部だと納得するのに抵抗を覚えるのはやむを得ない。


「部屋だけ、いっとき快適」に我慢できなかった私は、女房を説得した。

女房は当初乗り気ではなかった。装置そのものにはとやかく言わなかったが、小屋裏収納の荷物の整理、ダクトスペースの新設、排気ダクトのため天井の一部を下げる、それら3点を嫌がった。

しかし、工事が終わってみれば日々の快適さに感動して、あの反対は別人のようだったという感じである。

「リフォームして、本当に良かった!」と、夏休みに遊びに来ている二人の息子たちと納得し合っている。家中を行動範囲にしている愛犬\"なな\"を、熱中症から守るためにも「涼温換気」はありがたいのだそうだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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