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松井修三の
思ったこと、感じたこと

「防寒」

投稿日:2014年1月22日

1月20日の日経新聞(夕刊)のプロムナードは作家である藤野可織さんが「防寒」という題で書いていた。


「家で仕事をする者は、誰しも電気代と戦っている、と思う。

一昨年から去年にかけては、それはそれは辛かった。私は限界に挑戦していた。

私はTシャツに綿パンという家着の基本装備に加え、下半身には毛糸の靴下とレッグウォーマーを重ね、腰に巻きスカートのようにフリースの膝掛けを巻いてクリップで留め、上半身には薄手のダウンジャケットに厚手のパーカーを着て、首にマフラーを巻いた。エアコンをいっさい点けないでいると、それでも寒かった。観葉植物たちは、たちまち勢いをなくしていった。特に、ガジュマルはひどかった。葉が次々と落ちた。最後の一枚が落ちたとき、私の指はかじかんでそれを拾い上げられなかった。私はエアコンを点けた。敗北の瞬間だった。」中略。


そこで藤野さんは、この冬は11月から「着る毛布」を導入したそうだ。その暖かさに、寝ても覚めても、郵便物の受け取りも、ご主人の両親が泊りに来た時にも、それを着たままで応対したという。しかし、今はそれを着ていない。なぜなら、着る毛布がもたらすものは、暖かさと眠気だったからだ。それでは家での仕事が捗らない。そしてどうしたか、エッセイはこう締めくくられていた。


「私は今はエアコンが控えめ目に稼働する部屋で、ダウンジャケットと膝掛けを友に仕事をしている。おかげで夏に復活を遂げたガジュマルも、今冬はまだ葉を落としていない」。


たぶん、藤野さんはエアコンの風が嫌いなのだと思う。今日は日中は暖かったが、夜8時になると2度近くまで外気温が下がってきた。だが、わが家はまだエアコンを必要としていない。藤野さんが、この温かさに包まれて仕事をされたら何と表現されるだろう。

そもそも、涼温換気の家では「防寒」という言葉が必要ない。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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