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松井修三の
思ったこと、感じたこと

川越の家

投稿日:2013年10月23日

今日は、川越のI邸を見に行った。

花小金井から電車に乗ると約35分で本川越に着く。駅から中年女性の運転手さんのタクシーに乗り、約15分間、彼女の話を聞かされた。

最近、自転車に乗る人のマナーがあまりにも悪く、信号無視は日常茶飯事で、いつ事故に遭うか毎日神経がくたくたになるとのこと。中国では、車は止まらないものと思われているそうだが、日本では信号無視した場合でも人が絶対優先で、車が悪いと決めつけられてしまう。とくにタクシーが事故を起こすと、プロのくせしてと一方的に非難されることになってしまうと嘆きが続いた。

夜間信号無視するのは、目立たない服装の人が多いのも困りものだ。昼間は、携帯をいじりながら、イヤホーンを付けている若者もこわい。そういう人たちは、運転士の迷惑をまったく考えていない。

私はアドバイスした。

「今夜、NHKテレビで放映される自動運転車は、そのような危険な人も予知して避ける能力があるらしいから、そのうちタクシーも自動運転化されますよ」と。

すると、彼女は心配げに尋ねた。

「もし、そうなったら、私たちの仕事はどうなってしまうのかしら?」と。

お客様が手を振ったり、近づくとドアが開き、「どちらへ行きますか?」と尋ねる。

「○○へ」と言うと、タクシーは自動的に目的地へ。

私は、近未来の車は、自動運転を競い合うようになると確信しているが、家造りについては分からない。大工さんがいなくなってしまったら、自動化せざるを得なくなるだろうが、住み心地のアドバイスやアフターメンテナンスは、そうはできない。


現場に着くと、大ベテランの大工である遠藤さんがうれしそうに迎えてくれた。

「相変わらず、スポーツカーに乗っているの?」

「乗っているよ。休みのたびにひとっ走りするのが楽しみでね」

遠藤さんが乗っているのは、真っ赤なレクサスである。

60歳になったらスポーツカーに乗るという夢を見事に実現した。

「こんど、TTと一緒に走ってみようか」

「いいねー。40年も付き合ってきているのだから、たまには温泉にでも行こうよ」

遠藤さんは、子供のようにはしゃいだ表情になった。

「ところで、また台風が来そうだね」

「大丈夫だよ。明日までには縦胴縁を打ち終わるから、何も心配ない」

親方の子供のような年齢の立川大工さんが、「私もがんばりますから、現場の方は心配ないです」と、頼もしく言ってくれた。

どこの観光地を見て歩くよりも、現場で大工さんと語り合うことほど楽しいことはない。ありがたいことは、どこの現場でもベテランと一緒に若い大工さんが張り切って働いてくれていることだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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