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松井修三の
思ったこと、感じたこと

NHKテレビが紹介するエアコンの使い方

投稿日:2013年7月20日

今日のNHK番組「週刊ニュース深読み」で、熱中症が取り上げられた。


梅雨明けが発表された今月6日以降、東京都内での熱中症による死亡者は60人となった。

その内、少なくとも21人はエアコンがなかった。25人はあっても使っていなかった。


街頭インタビューでエアコンについて聞くと、

「体がだるくなるから」、「冷え症だから」、「好きじゃない」、「一人だから使うのはもったいない」という意見が多かった。まとめればエアコンは「寒い」「電気代が心配」ということになる。


東京都健康長寿医療センンターの野本茂樹さんが、「家にいて熱中症にならないためには、エアコンは必須のアイテム」だと断言していた。

そこでエアコンに詳しい筑波大学非常勤講師の北原博幸さんが登場され、こんなアドバイスをされた。


<エアコンは「強風」で使う。そうすれば上と下で温度分布がついても均一になりやすくなる効果がある>。


アパートの一室で実験したところ、「強風」運転にすると床上10センチで27.5℃。天井近くで28.1℃とほとんど差がなくなる。

「弱風」運転にすると、部屋の中に対流が起きず冷気は床面にたまるという結果になった。

北原さんのまとめである。

<エアコン(出力2.2kW)の消費電力試算(電力中央研究所調べ)によれば、「強風」 455W、「弱風」 517Wと、「強風」の方が消費電力は低い。そして、エアコンからの吹き出し口の温度は「強風」が約22℃に対して、「弱風」は19℃と低い。

よって「弱風」で運転すると、足元に冷気が滞留するだけでなく、電気代がアップすることになり損である。

「強風」にすれば吹き出し温度が高く、「弱風」だと低いことが一般的に知られていない。

エアコンの特性を理解してもらえれば、より省エネで快適な空間を得ることができる>。


私は番組を見ていて気になったことがある。

床と天井に温度差をなくすことは大事だが、強い気流が部屋中を駆け巡る状態で快適は得られるのだろうかという疑問である。

「熱中症」は防げたとしても、強風のストレスで体調を崩す人が続出しかねない。とくに、幼児や主婦やお年寄りには問題だ。

「省エネ住宅」、「スマートハウス」の掛け声のもとに、今、住宅は飛ぶように売れる時代だそうだが、それらの住宅の冷暖房の方法は、ほとんどが各部屋につけられたエアコン頼りである。

奥さんがNHKテレビを見て、「そうだったのか」とガッテンし、「強風」運転を心掛けたとしたら、家族は何と言うだろう?


エアコンによる冷房は同じでも、一台のダクト用エアコンを用いる「涼温換気の家」には、ストレスを感じるような気流がない。部屋の中にはエアコンがないので、どこで動いているのかを全く意識しないで済む。部屋だけではなく家の中は、一階、二階を問わずほとんど同じ快適空間となり、ランニングコストも安くて済む。

大概の家は、エアコンをかけた部屋だけが冷房になって、廊下に出れば暑くて、トイレの中で汗が噴き出し、二階の部屋はどこも暑い。だから、大手ハウスメーカーの中には、エアコンをつける前に、まず窓を開けて熱を追い出すようにアドバイスするところもあるようだ。省エネのためにと、風通しを勧めるメーカーもある一方で、エアコンを外出先からスマホで操作できることを売りにするメーカーもある。


わが国は、技術的にはエアコン先進国でありながら、住み心地の向上に役立てる術を知らない。

松井修三さんは言う。「住み心地を究めると、エアコンの使い方はこうなるという答えが涼温換気の家です」と。


熱中症を心配することなく、「涼」を楽しめる家を体感に、ぜひ一度いらしてみてください。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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