第42回
新事務所とバラのアーチ門
マツミの家に住み始めて早くも1ヶ月半がたちました。
先日、夏のような暑さの日にダンパーを開け、日中子供たちが留守の間は2階のロールスクリーンを閉めていたところ、驚くばかりの涼しさを体感することができました。
朝のうち、しばらく2階の窓を開けただけなのですが、一日中家の中が気持ち良くて、この家に越してきてから外食の回数がめっきり減りました。
ところで、毎日ブログを楽しみに拝見させていただいています。「バラのアーチ門」を読んで、おせっかいとは思いましたがお知らせしたくなりました。
明日から20日まで、所沢の西武ドームで「国際バラとガーデニングショウ」が開催されます。ガーデニングのイベントでは日本で一番盛大で、年に一度のロザリアンの祭典です。毎年の開催が楽しみで、今年もバラ好きの友人達と行く予定です。
ショーは、血湧き肉踊る奥様方がひしめきあってものすごい混雑になります。
ま、私もその一人なのですが…。
特に初日の混雑はTVの取材なども入るので黄色い声が飛び交い、遅々として進まない行列を覚悟しないといけません。
最終日の午後は比較的空いていますが、花が綺麗なのはやはり初日です。
二日目を過ぎると、ドームの中では日照が不十分であったり、数日前に植え込んでいるので、迫力に欠けてしまうのは止むを得ません。デビットオースチンのイングリッシュローズなどはずっと見ていてもあきません。
新しいマツミの事務所にバラのアーチ門、想像するとウキウキします。
ツルを絡めるようにして伸びるバラは、大概が初夏に一季咲きするものがほとんどです。
香りの良いものも多く、バラ好きの人にとって1年はこの初夏のためにあると言っても過言ではありません。
昨年は我が家の庭は、建て替え、引越しでほとんど手をかけられず、したがって今年はそれなりの花しか見られません。植え替えのできないものは新しい家には連れてこられませんが、今造っている庭で来年は新しい苗が育ち、花を咲かせてくれるのを期待しています。
とはいえ、ツルバラが見ごたえあるまで育つには3年はかかるので庭に貫禄が出るのはまだまだ先です。ブログを読んで、弟子も子供もバラも、育つのに時間がかかるのは同じだな〜と一人うなづいていました。
弟子も子供もなかなか思い通りには育たないかもしれませんが、バラだけは「品種の選び方を間違えなければ思うとおりの絵が描ける」と、バラ栽培家の村田晴夫さんが言っています。
娘のめぐみは、今年はバラがあまり咲いていないからと毎日のように芍薬や他の花を幼稚園に持っていきますが、この新しい家で、娘と二人で切っても切っても尽きないくらいたくさんのバラを咲かせたいと夢見ています。
我が家の東側斜面に造っていただいたよう壁の足元にガーデナーさんが石を積んでくれました。その足元や中段には数種のシャクヤクやジャーマンアイリスを植え、石の隙間に這って育つように小さなハーブなどを詰め込み、よう壁の裏側に何本か思い切り枝の伸びるツルバラを植えて手前に枝を垂らせて咲かせようかと考えています。
よう壁が完全に隠れるには4〜5年かかるかもしれませんが思い通りに育ったときには、きっと見事な風景を作り上げてくれることでしょう。
家とバラ。
お互いが引き立て合うような品種選びに毎晩頭を悩ませています。
おかげで、ピアノの方はちょっとおろそかになりがちです。
きっと、ピアノもガーデニングも私の一生の趣味でしょうから、ピアノの腕前もバラの成長も長い目でみてください。
新しいマツミの事務所にどんなバラが咲くのか、いまからとても楽しみにしています。
金子 智子
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