オランダのペット屋さんでは、犬や猫などが店頭に並ぶことがありません。ペット屋さんでは、ブリーダーさんを紹介、子犬情報が手元にあれば教えてくれます。あとはスーパーや動物病院の張り紙や新聞、最近はインターネットなどでも子犬情報を見つけることができます。
私の希望の種の犬、入手した時期に叶う犬は思うように見つかりませんでした。“Clubblad van de Nederlandse Teckel Club(クラブブラッド・ファン・デ・ネーデルァンセ・テッケル・クラブ:オランダ・ダックスフンド・クラブ)”にも何度か問い合わせをしましたが情報はなく…、ある日、「明日、ドック・ショーがあるわよ。ダックスフンドのブリーダーさん達がくるから、直接話してみたら?」とアドバイスをもらいました。でもショーは最南端のマーストリヒト付近で、ひとりで遠距離を運転したこともなかったので、非常に迷いましたが覚悟を決めて出かけました。
見知らぬ人々の中を「ダックスフンドの子犬を探しているのだけれど・・・」と聞きまわり、「あそこにいる人は、オランダでベストなブリーダーさんだから聞いてごらんなさい・・・」と、また親切な人に出会いました。「宣伝には出していなかったのだけれど、ドック・ショー用ではなくてハウス犬でもよければ、あなたの希望にかなった犬はいるわよ・・・」と、私は最高の幸せに見舞われた。が、金額を聞いた途端、予定していた1.5倍の金額だったので、あっという間にどん底に突き落とされました。でも、それでも、どうしても欲しかったので仮予約をし、翌日、ブリーダーさんのご自宅を訪問することになりました。
その取引の約1時間後に、私のお宝犬となったLotjeのお父さん犬はオランダ・チャンピオンに、お母さん犬は次いで2位となりました。“私の交渉がもう少し遅れていたら???”、到底手の届かない金額の犬になっていたに違いないと、飼い主になるべき運命をその時に感じました。次の日、自分の手の平にのっかるほどの小さなLotjeに出会い、ブリーダーさんとも話をして新しい飼い主として認めてもらい、正式契約を済ませました。それから二週間後、生後3カ月をちょうど過ぎたばかりの7月12日(私の誕生日)に、引き取りとなりました。
実は、オランダでダックスフンドを探したのはこれで二回目です。前回も短毛のブラック・アンド・タンの女の子でしたが、血統証なしのミニ・ダックスフンドでした。オランダ人の女の子に授けられる名前を選び、本命は“Dorothy(ドロシー)”で、ニックネームは“Doortje(ドールチェ/日本では$ちゃんと呼ばれています)”でした。人に助けてもらいましたが見つかるまで半年かかりましたが、オランダの南部Eindhoven(エインドホーヴェン/フィリップス社やサッカーのPSVチームの本拠地)で見つけ、現在は日本にいる私の母と共に老人介護のお手伝いをしています。今回は更に小さいサイズのスーパーミニ・ダックスフンドで、同じく短毛のブラック・アンド・タンの女の子、血統証付き、私の誕生日の前後に受け渡し希望と、ほぼ不可能な条件でした。Lotjeは“Delta(デルタ/デルタワーク、つまり大堤防プロジェクト)”で有名なZeeland(ジィーランド/ゼーランド州)出身です。トップクラスのブリーダーさんとのやり取りやオランダ語の勉強も兼ねて自分で探した愛犬Lotjeとの出会いは、私にとって素晴らしいオランダ経験の1つとなりました。
ところで動物愛護活動が活発なオランダでは、「生後3カ月を過ぎないと親犬から離してはいけない」というきまりがあります。非常にいいことだと思います。我が家の愛犬もしっかりと犬の習性を親犬のもとで学んだハズなのですが、今では大の字に仰向けになって寝ています、いつの間にか人間化しています。つまり、育つ環境も大切ということですね。レジャー教育においても「Environments(環境)」は非常に大切な要素です。Lotjeと一緒にオランダ生活を楽しんでいます!!
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