
「家」関係の本は手当たり次第に目を通していたが、いずれもまことしやかによいことだけの羅列だった。しかしこの本が「家の構造と断熱の方法」をわかりやすく説明している姿勢に、はっと目覚めさせられた。
翌日、大雪の中を勉強会に出席し、松井さんのお話をお伺いした。誠実さがにじみ出ていて、「この方のおっしゃることなら、きっと本物」と確信した。

見た目の派手さは極力避け、あらゆる面でシンプルにした家で1年半を過ごした。その住み心地だが、「クレダ」という何の管理も手入れも不要で騒音なしの優れモノのお蔭もあって、冬は快適そのもの。
いわゆる(室内温度の)バリアフリーとはこういうことなのかと納得。昼夜を問わず温度差がないので厚手の布団はいらず、観葉植物も元気いっぱい。冬は湯船にどっぷり浸って温まるものと思っていたが、この家は寒くないからシャワーで十分。結露もなく浴室もいつもカラッとしている。

夏場、ダンパーは基本的に開放。朝はなるべく窓を開けて新鮮な空気を取り入れている。小屋裏のエアコンは常時動かしているが、1階2階はほとんど使わない。寝室は寝る前に少しの時間だけつければ十分快適に過ごせる。

引越しのとき、担当の設計士さんと監督さんが立ち会ってくれた。タペストリーや額等の取り付けは、監督さんがすべてやってくれた。位置や高さを決めるのにも、十分時間をとってくれ、実に親切だった。
夫婦ともども本当にマツミハウジングに頼んでよかったと思っている。

海外での生活が長かったというご夫婦は、「シンプル・イズ・ベスト」という暮らし方に徹していらっしゃいます。それだけに奥様の収納の工夫やアイデアは実に見事で、私は大いに学ばせていただきました。お伺いするたびに、その暮らし方の美しさに感心させられ、うれしく思っています。 |
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