
東京都内に「雹の川」
投稿日:2014年6月24日


ほんのたまにだが、社員に手料理を食べてもらうことがある。
今日は地元の農家の方からナスをいただいたので、ナス料理2品を久保田さんが作り、私が写真のポテトサラダを作った。
社員の喜びはひとしおで、笑いが絶えなかった。「このサラダは、ハムがいっぱい入っていておいしいですね」と声が上がった。
「ハムじゃないよ、ジャガイモを褒めてくれよ」と言いたかったが、黙っておくことにした。みんな、料理したのは久保田さんだと思い込んでいると分かっていたからだ。
私はとぼけて、「ナスもおいしいけど、サラダもおいしいね」と相槌を打った。
そこに帰って来た社長が、「これ何かわかる?」とスマホの写真を見せた。
みんな瞬間的に分からなかった。
「えっ、雹?!」
「そうだよ。世田谷区に“雹の川”が出現したのだよ」
私は、現場の大変さを想像した。
現在、解体中が3現場、上棟が間もない現場が3か所。基礎工事中が2か所。
毎日何よりも気になるのは天気予報である。
異常気象によって想像力は特訓され、老化しないから心配は増す一方だ。
現場の安全は、気象の判断によって大きく左右される。
私の想像力はともかくとして、社長の判断力がますます冴えることを願った。

- 松井 修三プロフィール
- 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
- 1961年中央大学法律学科卒。
- 1972年マツミハウジング株式会社創業。
- 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
- 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
- 現在マツミハウジング(株)相談役
「いい家」をつくる会代表 - 著書新「いい家」が欲しい。
(創英社/三省堂書店)
「涼温な家」
(創英社/三省堂書店)
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