
衝撃的な話
投稿日:2015年4月12日

昨日、「大成」さんの勉強会に参加するため新幹線で大阪入りをした。下車するとき、目の前にベビーカーを押して並んでいた母親が、いきなり大きなくしゃみを連続して3回した。子供が母親を振り返り、
「だいじょうぶ?」
と可愛らしい、思いやりのこもった声で尋ねた。母親は
「ママはエアコンの風が嫌いなのよ。苦手なの」と答えた。
乗車中に、私も不快な風を感じ続けていたので、思わず「同感です」と言いそうになった。
ホテルの部屋では西日が当たるせいか、エアコンが18度設定で動いていた。寒くてすぐにスイッチを切った。
夜は大成の中川社長と西村専務と会食をした。
「涼温な家」で暮らす中川さんのお父様は、83歳にしてますます元気になられ、空気が気持ち良い、こんないい家なのだから、もっと人様に知っていただく努力をすべきだとはっぱを掛けられているとのこと。
最近、「望むのは空気!です」と言われたお客様がいるそうだ。
「新換気」ではなく「真換気 涼温な家」としたらどうでしょうという話も出て、有意義な一時を過ごした。
そんな前日があって今日の勉強会となった。参加者のみなさんが「建てるぞオーラ」の強い方ばかりだったので話に力が入った。
終わって司会者から、「今日はとても衝撃的なお話を伺えて、ありがとうございました」と礼を言われた。「衝撃的」という賛辞をもらったのは初めてだ。
「いい家」とは、「涼温な家」である。
創業以来、40年をかけてたどり着いた答えなのだから、説明するには自ずと迫力を伴うのは当然であるとしても、ちょっと言い過ぎをしたのかなと反省しているところに、あるお客様が近づいて来られてこんな感想を力強く言われた。
「すごくためになりました。『涼温な家』しか眼中にありません。必ず建てます」と。

- 松井 修三プロフィール
- 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
- 1961年中央大学法律学科卒。
- 1972年マツミハウジング株式会社創業。
- 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
- 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
- 現在マツミハウジング(株)相談役
「いい家」をつくる会代表 - 著書新「いい家」が欲しい。
(創英社/三省堂書店)
「涼温な家」
(創英社/三省堂書店)
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