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松井修三の
思ったこと、感じたこと

「アマゾンで迎えるお正月」

投稿日:2019年12月30日

毎年、妻と連れ立って、というか手助けのためにデパートの食料品売り場に行くのだが、今年は止めて「アマゾンで迎えるお正月」にすることにした。

そう方針を決めたのが27日の夜11時に近かった。

それには理由がある。

「2025年 人は『買い物』をしなくなる」(望月智之著/クロスメディア・パブリッシング)を読み終わって、同感するところがあったからだ。


「デパ地下」の人混みと喧騒にひたすら耐えて買い物を終え、両手に持った満載のかごを人にぶつけないよう細心の注意を払い、レジに向かうと長い行列。「最後尾はこちらですよ!」プラカードを掲げた店員さんが、はるか遠くで声を枯らしている。

思い出すだけでうんざりさせられる。

2025年を待たずして、私は店に出向いての買い物をしたくなくなった。


しかし女房は、「年の瀬に味わう買い物の高揚感がたまらない」と言う。

私は、読み終えたばかりの本を手にして、彼女を説得した。

我々は高齢者なのだから、残り少ない時間と体力を買い物のために消費したのではもったいない。インフルエンザを移されて、正月を寝て暮らすことになったりしたらあまりにも馬鹿げている」


気持ちの切り替えが早い彼女は、直ちにパソコンと向かい合った。

おせちは、早くにネット予約をしていたという。

三人の孫娘と三人の息子の食欲を満たすべく、アマゾンで、しゃぶしゃぶ用の松坂牛、ステーキ肉そしてカニを購入した。いずれも年内配送を表示していた。


商品をカートに入れる時、二つの心配をした。

一つは、期日どおりに品物が届かない。

二つは、中身にがっかりする。

そこで、カスタマーレビューの最低の評価(☆1か2つ)を見た。

低い評価には、二つの動機があると思われる。

一つは、期待値が高過ぎている。

もう一つは、悪意による。

いずれも無視すべきものであることは、経験上熟知しているけれど、「騙されたくない心理」が働くのは抑えようがないものだ。


幸いなことに、というか当たり前のことなのだろうが、発注したものは31日到着予定のおせちを除いて今日までにすべて届いた。

中身を点検すると、アマゾンに表示されている写真と同じ色味と形状だった。冷凍されているので、解凍を待つと大晦日から元旦が食べ頃になる。


「驚いたなー、これなら、アマゾンで迎えるお正月が体験できる」

私は大いに感嘆して、こう付け加えた。

「あなたの料理が食べられなくても、元気な笑顔がありさえすれば、みんな大満足してくれるさ。それに、新之介(愛猫)ファンばかりだしね」


彼は、家族となって来年の1月15日で1年になる。

このところ、「涼温な家」7刷(1月後半発売予定)の原稿チェックをしている。

疲れて、1階にお茶を飲みに行って戻って来たら、原稿を枕に昼寝をしていた。こんな姿を見れる時が、猫好きにとってはたまらい。「どいて」とは、たとえ10万円くれると言われても、とても言えない。

「涼温な家」の招き猫になってくれるといいのだが。そんな思いで目覚めるのを待っていた。

「新之介と暮らすお正月」が楽しみである。


松井修三プロフィール
  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

世界に誇れる、住み心地いちばんの家を目指して 海外視察旅行記

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