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松井修三 エッセイ集「思ったこと、感じたこと」

「外出自粛」思う

「ロコモ」とは、ロコモティブシンドロームの略で、立つ・歩くといった機能が低下している状態のことである。加齢により、運動機能が退化し、足腰の痛みを意識して動かない生活をしていると、ますます動けなくなってしまい、寝たきり・要介護にどんどん近付いていってしまう。

加齢と運動不足とうつ状態は負の連鎖となり、「廃用症候群」すなわち、もう人間として役立たない存在に分類されてしまうのだ。


だから、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、家に閉じこもる暮らしは危険である。

一日5千歩は散歩したい。しかし、不要不急の外出は避けなくてはならない。散歩は「外出自粛」の対象外なのだろうが、広大な小金井公園にいても、くしゃみをしようものなら30メートルは離れている人でも振り返る。

ノーマスクでジョギングする人が吐く息には、飛沫感染の心配があるとテレビが報じていた。でも男女を問わず、やたら勢いのいいランナーが増えてきた。

高齢者の散歩は、気苦労が多い。

ではどうしたら良いのか?

家の中で体を動かすことだ。


「涼温な家」は、どこに行っても快適差がなく、空気が気持ち良いので、床下・小屋裏の片づけから各部屋の掃除などをして回ると2千歩は歩ける。

さらに36段の階段の上り下りを3回ぐらい加えて、夜の9時過ぎに近所を一回りするとかれこれ5千歩に近づく。

その後は、座り心地が満点のロッキングチェアーに揺られながら、想像の世界を駆け巡るのを楽しむことにしている。


今日も、5月に行こうと思っていたオルセー美術館10日間の旅を思い描いた。

一番に観たいのは、ミレーの「晩鐘」である。

農婦の祈る姿に心底感動を覚える人には、遠くに見えるアンジェラスの鐘の音が聞こえてくるという。是非とも聞いてみたいものだ。

きっと私の心も、長年「いい家」づくりに携わって来られたことに対する感謝の念で一杯になるだろう。


医療従事者のご努力に心から感謝し、いつでも行きたいところへ行ける世に、一日も早く戻ることを祈って止まない。

松井修三プロフィール
  • 松井 修三 プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
  • 著書新「いい家」が欲しい。(創英社/三省堂書店)「涼温な家」(創英社/三省堂書店)「家に何を求めるのか」(創英社/三省堂書店)